子どものわがままに隠された親への想い

02_育児

私には3歳9ヶ月になる娘がいます。
娘が2歳になる頃には仕事をしながら、ワンオペで育児をしていました。
育児ってほんとたいへんですよね…

すぐ熱出すからしょっちゅー仕事をおやすみしなければならないし、
なんでもやりたいやりたいって考えもせずに行動するし、
お出掛けしても全然じっとしていられないし…

イライラしません?w
それとも『子どもってそういうもんだからイライラしちゃダメだ』と気持ちを抑えていますか??
私の考え方はこうです。

イライラしていいんですよぉーー!!

そうです。イライラしていいんです。
イライラしたあとにどう行動するかが大切で、イライラすること自体はNGではないのです。
なぜなら『イライラしちゃダメだ』と思うことは、あなたの気持ちを見て見ぬふりすることになってしまうからです。

ではどうすればいいのか。
実は、子どもがイライラする行動を取ることには、パパやママに向けて、とても大きなメッセージがあるのです。
この先の話を読んでもらって、お子さんと、そしてご自身と向き合うきっかけにしてもらえたら嬉しいです。

子どもは親を映す鏡

『鏡の法則』というのを聞いたことがありますか?
2006年に野口嘉則さんが出版した書籍のタイトルです。
『あなたに起きることは、あなたの心の中を映す鏡である』という考え方自体を言うこともあります。
例えば、あなたに悪口を言ってくる人がいたとします。
それは『あなた自身が誰かに悪口を言っているから起きることなのですよ。』という考え方です。

これが1番色濃く出るのが『わが子』なのです。
年齢が低いお子さんだと一緒に過ごす時間も長いですよね。
しかも大人と違って、子どもは自分の気持ちに正直です。
さらに言うと、わが子というのはシンクロ率が高いので、普段の行動だけではなく、心の底で思っていることさえも読み取ってしまいます。
まさに鏡のようにあなたの気持ちを映すことがあるのです。

具体的な事例を見てみましょう

①子どもが熱を出すとき。
『仕事忙しいときに限ってなんでぇー!』ってこと、ありません??
あれはたまたまじゃないのです。
仕事が忙しくてがんばりたい反面、心の底で『休みたい』という気持ちが出てきたとき、子どもたちは『パパやママを休ませてあげよう』と熱を出すのです。
それでも無理して、『仕事ができないなら家のことをやろう』とか『会社行けないけど家で仕事しよう』とか無理を続けると、子どもの熱は続きます。
反対に『思い切って今日は子どもと一緒に休もう』とすると子どもは途端に元気になります。
そうなると『元気なら保育園行ってよー!』ってなっちゃうんですけどねw

②癇癪起こすときなんでそんなことくらいでギャン泣きしたり、怒ったりするの!?ってこと、これまたありません??w
私はよく『どうせ眠いんでしょ』って片付けてしまうのですが…(反省)
大人でも理由なく泣けてくることってありませんか?私はあります。
子どもが癇癪起こすときは、パパやママにも心の休息が必要なときなのだと思います。

③おしゃべりが止まらない
こちらは私特有の話で恐縮ですがw
最近娘のおしゃべりが達者になりまして…
音楽教室で宿題を披露するときに、お友達の発表を聞けず、自分の話ばかりするのです。
これを鏡の法則に当てはめてみると、それはつまり、私自身が話を聞いてもらいたいと思っているのだなと思いました。
私は今でこそ、きちんと周りの話を聞かなきゃなとか、話すべき内容やタイミングってあるよなとか思うようになりましたが、元々おしゃべりなので、思いついたことを片っ端から言いたくなる性格なのですw
そんな心境を娘が教えてくれてるのかなと思いました。

まとめ

いかがですか?思い当たる節はありませんか?
子どもたちはパパやママに、心の底にあるものを教えてあげようと全力なのです。

あ、でも、
だからと言って、自分のせいで子どもが熱を出したとかケガをしたとか思う必要はありませんよ!
起きたことは変えられないのですから、こういう捉え方をして前に進むほうがいいと私は思うのです。

そりゃもちろん、自分の気持ちをわかったところで、社会で生きていくためには想いのままに生きていくことはできないこともあります。
でもその気持ちを持ったこと自体は認めてあげましょう。
冒頭でも述べましたが、腹立つことがあったら、イライラしていいんです。
悲しいことがあったら泣いてもいいんです。自分自身の気持ちを抱き締めてあげましょう。

子どもはあなたがあなたらしく生きられるように応援してくれています。
子どもたちは、パパやママを幸せにするために生まれてきたのです。
子どもと向き合い、ご自身の気持ちと向き合い、本当の気持ちを大切にしてあげてくださいね。

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